更新日 : 2022/11/04 04:51
CVSS v2- CVSS v3-
【OpenSSL の NID_undef を使用したカスタム暗号における NULL 暗号化の脆弱性】
2022年11月4日OpenSSL脆弱性情報が公開されました。
対応が必要か検討してください。
脆弱性情報の概要
OpenSSL の NID_undef を使用してカスタム暗号を作成した場合、NULL 暗号化が発生する可能性があります。 OpenSSL Project より、<a href="https://www.openssl.org/news/secadv/20221011.txt" target="blank">OpenSSL Security Advisory [11 October 2022]</a> が公開されました。 OpenSSLには、次の脆弱性が存在します。 深刻度 - 低 (Severity: Low) カスタム暗号作成をサポートする EVP_CIPHER_meth_new() 関数および関連する関数にて、カスタム暗号を誤って処理することに起因し NULL 暗号化が発生する問題 (CVE-2022-3358) が存在します。 対象の関数は既に廃止予定となっているため、OpenSSL の開発者は、アプリケーション作成時にカスタム暗号実装のため新しいプロバイダメカニズムの利用を推奨しています。
対象製品
製品:OpenSSL
企業:OpenSSL Project
深刻度(CVSS)
CVSS v2
-
CVSS v3
-

参考:CVSSの深刻度レベル
スコアCVSS v2CVSS v3
9.0~10.0危険緊急
7.0~8.9危険重要
4.0~6.9警告警告
0.1~3.9注意注意
0注意なし
リンク情報
JVN JVNDB-2022-002452
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2022/JVNDB-2022-002452.html
JVN JVNVU#92530096
https://jvn.jp/vu/JVNVU92530096/index.html
CVE CVE-2022-3358
https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2022-3358
NVD CVE-2022-3358
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2022-3358
日付情報
登録日
2022/11/04 04:51:00
最終更新日
2022/11/04 04:51:00
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