更新日 : 2007/03/31 15:00
CVSS v210 CVSS v3-
【IBM WebSphere Application Server における認証情報が addNode.log に平文で保存される脆弱性】
2007年3月31日IBM WebSphere Application Server脆弱性情報が公開されました。
対応が必要か検討してください。
脆弱性情報の概要
------------ 本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。 ------------ IBM WebSphere Application Server (WAS) には以下の複数のセキュリティ上の問題が存在します。 ・HTTP リクエスト処理におけるセキュリティおよび完全性に関する詳細不明の問題 (6.0.2.x.) (CVE-2006-2429) ・deployment manager にベースノードを追加する際に、認証情報などの機密情報が addNode.log ファイルに平文で記述されてしまう問題 (5.0.2.x/5.1.1.x/6.0.2.x) (CVE-2006-2430) ・SOAP ポートに関連する詳細不明の問題 (5.0.2.x/6.0.2.x) (CVE-2006-2431) ・管理コンソールの詳細不明の問題 (5.1.1.x/6.0.2.x) (CVE-2006-2433) ・WebSphere Common Configuration Mode、CommonArchive、J2EE Models においてトレース時に機密情報を表示してしまう問題 (5.1.1.x) (CVE-2006-2434) ・意図的な LTPA トークンが送信された場合に EJB リソースに不正にアクセスすることが可能となる問題 (5.0.2.x/5.1.1.x) (CVE-2006-2432) ・SnoopServlet において URL に挿入されたスクリプトが実行されてしまうため、クロスサイトスクリプティング攻撃が可能である問題 (5.0.2.x/5.1.1.x) (CVE-2006-2435) ・FFDC ログファイルに管理者パスワード、LDAP パスワードが平文で記述されてしまう問題 (5.0.2.x) (CVE-2006-2436) ・Web コンテナの実装の不備により、JSP ファイルのソースコードが公開されてしまう問題 (5.1.1.x) (PK23670) リモート/ローカルの攻撃者に悪用された場合、重要な情報が取得される、悪質なスクリプトが実行される、セキュリティ制限が回避されて重要なリソースに不正にアクセスされるなど、様々な影響を受ける可能性があります。
対象製品
製品:IBM WebSphere Application Server
企業:IBM
深刻度(CVSS)
CVSS v2
10
CVSS v3
-

参考:CVSSの深刻度レベル
スコアCVSS v2CVSS v3
9.0~10.0危険緊急
7.0~8.9危険重要
4.0~6.9警告警告
0.1~3.9注意注意
0注意なし
リンク情報
JVN JVNDB-2006-000270
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2006/JVNDB-2006-000270.html
CVE CVE-2006-2430
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2006-2430
NVD CVE-2006-2430
http://nvd.nist.gov/nvd.cfm?cvename=CVE-2006-2430
SECUNIA SA20032
http://secunia.com/advisories/20032/
BID 18672
http://www.securityfocus.com/bid/18672
BID 17919
http://www.securityfocus.com/bid/17919
FRSIRT FrSIRT/ADV-2006-2552
http://www.frsirt.com/english/advisories/2006/2552
FRSIRT FrSIRT/ADV-2006-1736
http://www.frsirt.com/english/advisories/2006/1736
日付情報
登録日
2007/03/31 15:00:00
最終更新日
2007/03/31 15:00:00
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