更新日 : 2007/03/31 15:00
CVSS v210 CVSS v3-
【PHP の stripos() 関数におけるメモリアクセス違反が発生する脆弱性】
2007年3月31日PHP脆弱性情報が公開されました。
対応が必要か検討してください。
脆弱性情報の概要
------------ 本脆弱性情報は、同時期に公開された複数の脆弱性について、まとめて解説したものです。タイトル以外の他の脆弱性情報の内容が含まれていますので予めご了承ください。 ------------ PHP には以下の複数のセキュリティ上の問題が存在します。 ・file_exists()、imap_open()、imap_reopen() 関数において、safe_mode および open_basedir による制限を回避可能な問題 (PHP 4.4.3/5.1.4 以前、CVE-2006-1017, CVE-2006-4481) ・64 bit システムにおいて、str_repeat() および wordwrap() 関数でバッファオーバーフローが発生する問題 (PHP 4.4.3/5.1.4 以前、CVE-2006-4482) ・GD 拡張機能において、不正な GIF 画像を処理した場合にバッファオーバーフローが発生する問題 (PHP 4.4.3/5.1.4 以前、CVE-2006-4484) ・stripos() 関数において、メモリアクセス違反が発生する問題 (PHP 5.1.4 以前、CVE-2006-4485) ・64 bit システムにおいて、memory_limit による制限が回避される問題 (PHP 4.4.3/5.1.5 以前、CVE-2006-4486) 問題の詳細は公開されていませんが、ローカルの攻撃者に悪用された場合、本来 PHP スクリプトによるアクセスが制限されるファイルにアクセスされたり、PHP アプリケーションがクラッシュしたりする可能性があります。さらには、Web サーバの実行権限で任意のコードが実行される可能性があります。
対象製品
製品:PHP
企業:The PHP Group
深刻度(CVSS)
CVSS v2
10
CVSS v3
-

参考:CVSSの深刻度レベル
スコアCVSS v2CVSS v3
9.0~10.0危険緊急
7.0~8.9危険重要
4.0~6.9警告警告
0.1~3.9注意注意
0注意なし
リンク情報
JVN JVNDB-2006-000506
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2006/JVNDB-2006-000506.html
CVE CVE-2006-4485
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2006-4485
NVD CVE-2006-4485
http://nvd.nist.gov/nvd.cfm?cvename=CVE-2006-4485
SECUNIA SA21546
http://secunia.com/advisories/21546/
BID 19582
http://www.securityfocus.com/bid/19582
日付情報
登録日
2007/03/31 15:00:00
最終更新日
2007/03/31 15:00:00
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