更新日 : 2018/02/28 02:53
CVSS v2- CVSS v3-
【Apache Tomcat に情報漏えいの脆弱性】
2018年2月28日Apache Tomcat脆弱性情報が公開されました。
対応が必要か検討してください。
脆弱性情報の概要
Apache Tomcat には、情報漏えいの脆弱性が存在します。 【2017年1月6日 更新】 Apache Tomcat の NIO HTTP コネクタに含まれているファイル送信コードには、ファイルの送信処理にエラーがあった場合、現在の Processor オブジェクトが Processor キャッシュに複数回追加される問題が存在します。これは、複数のリクエストが同時に処理される場合に同一の Processor が使用される可能性があることを意味します。複数のリクエストの処理に同一の Processor が使用されることで、セッション ID やレスポンス本体などの情報が他のセッションに漏えいする可能性があります。 本脆弱性は Apache Tomcat 8.5.x で発見され、Apache Tomcat 8.5.x において行われた Connector コードのリファクタリングで作りこまれたものであると考えられていましたが、開発者によるさらなる調査の結果、現在サポートされているすべてのバージョンの Apache Tomcat に本脆弱性が存在することが判明しています。
対象製品
製品:Apache Tomcat
企業:Apache Software Foundation
深刻度(CVSS)
CVSS v2
-
CVSS v3
-

参考:CVSSの深刻度レベル
スコアCVSS v2CVSS v3
9.0~10.0危険緊急
7.0~8.9危険重要
4.0~6.9警告警告
0.1~3.9注意注意
0注意なし
リンク情報
JVN JVNDB-2016-006229
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2016/JVNDB-2016-006229.html
JVN JVNVU#97321122
http://jvn.jp/vu/JVNVU97321122/index.html
CVE CVE-2016-8745
http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2016-8745
NVD CVE-2016-8745
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2016-8745
日付情報
登録日
2018/02/28 02:53:00
最終更新日
2018/02/28 02:53:00
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