更新日 : 2021/12/17 05:27
CVSS v2- CVSS v3-
【OpenSSL の libssl における X509_verify_cert() 内部エラーの不正な処理】
2021年12月17日OpenSSL脆弱性情報が公開されました。
対応が必要か検討してください。
脆弱性情報の概要
OpenSSL の libssl には、内部エラーの発生を示す X509_verify_cert() 関数からの戻り値(負の値)の処理に問題があります。 深刻度 - 中(Severity: Moderate) OpenSSL の libssl は、クライアント側でサーバ証明書の検証を行う際に、X509_verify_cert() 関数を呼び出しますが、この関数内でメモリ不足が発生した場合などに、内部エラーを示す負の値が戻されます。 OpenSSL では、このような負の戻り値の処理に問題があり、結果として、OpenSSL を利用するアプリケーション側にアプリケーションが予期していない戻り値(SSL_ERROR_WANT_RETRY_VERIFY)を返すことになり、アプリケーションが正常に動作しない可能性があります。(CVE-2021-4044)
対象製品
製品:OpenSSL
企業:OpenSSL Project
深刻度(CVSS)
CVSS v2
-
CVSS v3
-

参考:CVSSの深刻度レベル
スコアCVSS v2CVSS v3
9.0~10.0危険緊急
7.0~8.9危険重要
4.0~6.9警告警告
0.1~3.9注意注意
0注意なし
リンク情報
JVN JVNDB-2021-005751
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2021/JVNDB-2021-005751.html
JVN JVNVU#90127554
https://jvn.jp/vu/JVNVU90127554/
CVE CVE-2021-4044
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2021-4044
NVD CVE-2021-4044
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2021-4044
日付情報
登録日
2021/12/17 05:27:00
最終更新日
2021/12/17 05:27:00
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